電力会社の乗り換えは、変更できる契約かを確認し、料金条件を比較して、切り替え先へ申し込むのが基本の流れです。賃貸でも変更できる場合がありますが、一括受電など建物全体の契約には注意が必要です。
申し込む前に確認したいこと
今の契約名義、建物の契約形態、契約中のプランと解約条件を確認しましょう。引越しを伴う手続きは、同じ住所での乗り換えと分けて考えます。
賃貸やマンションでも、電力会社を変えられる?
資源エネルギー庁は、賃貸住宅でも契約名義が本人なら切り替え可能と案内しています。他の人の名義なら、まず名義人に確認します。一方、マンション全体の一括購入契約などでは、規約や契約によって制限される場合があります。資源エネルギー庁の公式FAQを参照してください。
| 状況 | 最初の確認先 |
|---|---|
| 自分名義で電力会社に直接支払っている | 現在の契約と切り替え先の受付条件 |
| 家族・大家さんなど別の人の名義 | 契約名義人 |
| 管理会社・大家さんに電気代を支払っている | 管理会社・大家さん。一括受電等の契約形態を確認 |
| マンション全体で一括契約している | 管理組合・管理会社 |
比較では、割引額より先に「同じ条件」を用意
地域、契約容量、月別使用量をそろえ、基本料金と電力量料金だけでなく、調整額・賦課金・特典終了後の料金も確認します。キャンペーン込みの初年度と、通常条件の翌年度を分けて見ると判断しやすくなります。
今の料金が高い理由をまだ確認していない場合は、先に電気代の明細チェックを使って、使用量と料金条件を分けて整理しましょう。
乗り換えまでの4ステップ
1.契約情報をそろえる
現在の電力会社名、お客さま番号、供給地点特定番号、契約名義、住所、切り替え希望日などを確認します。必要事項は申込先により異なります。番号は検針票や会員ページで確認し、不明な場合は契約先に問い合わせてください。
2.契約条件を確認する
単価だけでなく、契約期間、解約時の費用、支払方法、特典の適用条件を確認します。資料に書かれていない条件は、申込前に問い合わせて解消しましょう。
3.切り替え先へ申し込む
資源エネルギー庁によると、現在の地域の電力会社への解約手続きは、本人の同意に基づき切り替え先が行うことが可能です。自分で先に電気を止める手続きをせず、申込先の案内に沿って進めます。引越しで旧住所の供給を止める場合は別途確認が必要です。
4.開始日と初回請求を確認する
切り替え日や必要なメーター対応について案内を確認します。切り替え後の初回請求では、契約したプラン、対象期間、適用された特典が申込内容と一致しているかを見ておきましょう。
電力会社を変えると、停電が増える?
資源エネルギー庁は、既存の送配電網を使うため、購入する会社によって電気そのものの品質や信頼性が変わるわけではないと説明しています。料金や契約条件の比較と、送配電設備の話を分けて考えましょう。
商品を検討する前のチェック
「今より安いか」は、家族の人数だけでは決まりません。月別の使用量と契約条件で比較します。検討例として、エネワンでんきの料金表の見方と注意点では東京電力エリアのハッピーを例に、料金の小計と請求総額の違いを説明しています。
出典・確認日
資源エネルギー庁:電力会社の切り替え方法
資源エネルギー庁:よくある質問
電力・ガス取引監視等委員会:消費者向けQ&A
情報確認日:2026年9月11日。料金・契約条件は変更される場合があります。